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活動報告

第2回目森の診療所メディカル・ランチ

11月15日に行われた森の診療所メディカル・ランチのご報告.

 

アンチエイジング食の基礎:前編

11月15日東京日本橋わなびばで第二回目の森の診療所メディカルランチを開催しました。

全体像

今回は野菜の成分である「植物化合物」について解説。ポリフェノールだの抗酸化物質だの、活字にはあふれているけれど、それらが体内でどのように動くのかまとまって知る機会は少ないでしょう。

大根

 

大根スライスそのあと岩手の大根各種、リンゴ各種食べ比べました。

りんご

これもなかなか経験できないこと。

 

さてお料理は岩手の食材が満載。

 

【前菜] 水タコとすき昆布のカラフルマリネ

たこ                 ちぢみ小松菜の厚焼きオムレツ

卵焼き

【サラダ】 彩り根菜と紅玉のサラダ アンチョビドレッシング

サラダ

【パスタ】 岩手産Cava缶とクッキングトマトのパスタ

パスタ

【メイン】 鮭

鮭

【デザート】 さつまいもプリン 次回は3月13日(日曜日)です。

ロレオール田野畑

伊藤勝康シェフのレストランが北部陸中海岸北山崎にほど近い場所でプレオープンしています。

岩手県の素晴らしい食材に価値づけをして地域の一次産業の活性化を目指す伊藤シェフの理念の表現の一つです。

店舗情報はURLから↓↓

http://laureole7.com/

眼前に海が広がる席でランチをいただきました。

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春菊とヤリイカの前菜、ゆず風味

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ソイとちりめんキャベツ・ニタキコマソース

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アワビと矢越カブ・ブルーソース

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田野畑合鴨、山くり、ジャガイモ、しいたけ、ほうれん草を香茸ソースで。

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デザートは山地酪農の濃厚なアイスに葡萄ソースを。黄桃のソルベ。地元リンゴのカラメリゼ。

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伊藤シェフと、それから12月まで腕をふるうノルマンディ出身のシェフ。異次元ですね。

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自然環境と食材。お皿の食材はほぼ100%地元産です。

 

 

大阪で岩手の食材をPR

医食農連携のすすめ~田や畑は子供たちの未来に繋がっている~

 

と題して講演させていただき、岩手県の健康食材などを紹介しました。

講演2

流通担当と管理栄養士のメンバーも檀上であいさつ。

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シニア世代の暮らしが日本の未来を変える。すべての人に医療機関や薬だけに頼らずに自分体と向き合いながら生きていく人生、農家さんは元気で自分なりの目標ある農業と人生を。人の繋がりを背景にした食の流通と経済、年金生活ですからたくさん作ってたくさん売る、ということより、「喜ばれる」ことは生きがいになります。その田園光景と日本の食が「観光立国」の背景になり、大切な田や畑を子供たちにつなげていける手段でもあります。日本食は世界的ブーム。しかし世界中の日本食店は9割が日本人と良く顔の似たアジア人が調理している事実。日本人の感性と技術を持った若い方々が日本人のビジネススキルを持った人の牽引で世界で経済活動をしてほしいと、そのための日本の国の背景づくりは必須です。

岩手の食材で毎日キュジーヌマンスールの活動が注目されました。

 

世界情勢は複雑・混沌化、なにがあっても「生産して食べて生きていく」ことは普遍的、と〆ました。

メディカルレストラン in Osaka (ビストロモーベギャルソン)

10月29日開催@ビストロ モーベ ギャルソン
大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-4-4 日総四国ビル2F
http://r.gnavi.co.jp/k673900/

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良い食材を選択し毎日食べる事の医学的な意義を解説。いつものごとく素材そのものを食べていただきました。

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リンゴは岩手にも優品あり。

メンバーの挨拶、乾杯。

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お料理は繊細かつ素晴らしく・・

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前菜
カレー風味のミニクロワッサン
コーンポタージュのエスプーマ
赤パプリカとうにのムース

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Entree:前菜
早池峰三元豚のハムとサーモンマリネとビーツ・コリンキー・安家地大根のサラダ~暮坪かぶの香りを添えて

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Soupe:スープ
かぼちゃのポタージュ コーヒーと青オリーブオイルのアクセントで

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Poisson:魚料理
鮮魚のポワレ すき昆布とわかめ添え

Grantite:お口直し
シャンパンとグレープフルーツ大場を使用したシャーベット

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Viandes:肉料理
岩泉短角牛グリルと煮込み 岩手産雑穀のリゾットときのこのソテー

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Dessert:デザート
マンゴーのムース、紅玉リンゴのタルト
なし、レンズ豆、パートフイユテと共に

Cafe:
コーヒーまたは紅茶 お茶菓子付き

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オーナーシェフです。

 

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なんばのグリコの看板がきらびやか。

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大阪のみなさんに岩手の健康食材楽しんでもらいました。

美食の医食農連携:山葡萄編

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事実その1:岩手県の地質は周囲の県よりはるかに古くカンブリア紀それ以前にさかなぼる。その大地に自生する山葡萄はその地質でのびやかに育ち、味わいも栄養性・機能性にもすぐれたいわば「薬」である。

事実その2:地域興し的な発想から岩手の特産にしようと行政と研究機関は「交配種」を育成し農家さんに配布した。しかしその交配種は単なる「ブドウ」の性質と味わいのチカラしか持たず、もちろんポリフェノール量なども本来の山葡萄のような産生能力をもっていない(検査済み)。収量があがると売り先に困る。横並びの6次産業がいくつもつくられたがヒットせず、創り方を間違えた山葡萄ワインにもしらけムード一杯。かくして農家さんは生産をやめていった。

事実その3:そのなかでも交配種ではない山葡萄を大事に選抜し生産している奇特農家さんがいらした。成分分析をかけても素晴らしい数値。

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事実その4:岩手県の地質とそこで自生してきた山葡萄は岩手県の宝物、世界で唯一とソムリエの松田氏は語る。県内の地質を示す石と山葡萄のテロワール・味わい(野生種・交配種)についてレクチャーしていただく。

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そして岩手のベリーの第一人者、工藤氏の説明は山葡萄の歩んできた道のりを淡々と説明する。地道な専門性の高いお仕事。岩手の山葡萄を守り抜くにはこの方のお力が必要です。

事実その5:今日の会、行政の担当者に参加を再三再四お誘いしたが、誰一人として反応するものはいなかった。

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今日のお料理はモンフレーブ狩野シェフに「フランスの片田舎をひとり旅してふと目に留まった、地元の人々に愛されにぎわう素朴なレストランの素朴なお料理」とお願いしました。とても染み入る料理人の愛がこもった美味しい料理でした。

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IMG_0929こちらは先日訪れたブータンからお持ちかえり。

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最後に、野生の山葡萄を自己選抜して大事に大事に守り抜いてきた山葡萄畑が、三陸復興道路の下敷きになりました。

妙な機能性食品は世にあふれ、そして伝統的な正真正銘の健康食材はつぶされていきます。岩手の食材で毎日キュイジーヌマンスールの仕事です。