「株式会社上小田代」圃場見学

令和6年8月4日、県央と県南のメンバーを中心に産地見学が行われました。訪問先は古く江戸時代からつづく米農家。立地は東北の山の中腹。いわゆる《中山間》といわれるような場所。農地は小さな田んぼが密集した地域。後世に残す。世の中により良い野菜を供給できる地域を目指し農業組合を作った事からはじまりました。お米主体の農業から野菜へすずこまトマト・きゅうり・大豆・トマトはその特長を生かした加工品、近年はホワイトコーン・生姜・ニンニクにも力を入れています。当日は伊藤社長、伊藤常務から成り立ち、農業生産法人から株式会社へと変わっていく過程なども教えていただきましたい。

訪問させていただいた時は「とうもろこし」の出荷作業に追われていました。

現在主力商品の「奥州ペルル」と「ドルチェドリーム」です。収穫作業は早朝から私たちが到着した時は選別作業中でした。

とうもろこしは二毛作なそうです。

そして加工品までと手がける範囲はますます広がっているようです。

最後に田んぼアートを見学して帰路に・・・・

自宅で美味しく頂きました。

今ある食材をごちそうに「鹿肉ジビエ料理」「つぼっこ」「イモダンス」

令和6年7月23日(火曜日)田野畑村道の駅調理室にて開催しました。

第一部はイタリア人シェフによる鹿肉ジビエ料理。道の駅の産直にある食材を組み合わせてメニューを組み立てました。

ロレオール田野畑の伊藤シェフから状態の良い鹿肉を調達

野菜ソムリエは青森県から2名、久慈地区から1名、一関から1名参加、その他道の駅スタッフも数名加わりました。

産直の「黒昆布」「ふのり」を使用した、滋養食となりました。

第二部は北三陸の伝統食の紹介。久慈市大川目の「つぼっこ」はまめぶの原型とも言われています。団子の中にはお砂糖をクルミが履いていて、とろみの効いた汁も甘く、ゆり根も入っています。当時は貴重なご馳走だったようです。野菜ソムリエの木村晴子さんが祖母から受け継いだお料理です。食の匠に認定されますようにメンバー全員で応援しています。

そして田野畑村に伝わるイモダンス。凍みイモの粉を団子や板状にして小豆汁に浮かべます。こちらも食の匠に認定されていますが、ご本人はお亡くなりになり、本日、料理を担当してくださった畠山和子さんに継承されることを願っています。

料理教室は前日入りして、道の駅隣の思惟創館に県内外の野菜ソムリエと宿泊。自分たちでお料理しワインを飲みながら語り明かしました。