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岩手生まれ調理用トマト「にたきこま、すずこま」

岩手大学農学部のご厚意により、岩手生まれの調理用トマト「ニタキコマ、スズコマ」の苗をいただきました。

すずこま

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岩手県下閉伊郡田野畑村の農家「中村さん」「佐藤さん」に栽培をお願いいたしました。

すずこま中村さん

「栽培経験なし」とはいうものの、野菜の栽培はプロですから、収穫期にはたわわに実りました。

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ロレオールの伊藤シェフが地元の学校給食に応用したり、レストランで提供したり・・・

東京や大阪のレストランイベントでも何度か使用いたしました。

調理用トマトとして可能性大です。

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絆は結ばれ、今年度、ロレオール田野畑としてオープン準備中です。

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オーナーシェフは農水省マスター料理人、伊藤勝康氏です。

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これから大注目の田野畑村は震災後静かに、静かに前にすすんでいます。

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ソウル・オブ・東北の方々との交流も継続したいです。

岩大農学部、農研機構に深く感謝申し上げます。

 

 

 

 

森の診療所メディカルレストラン in Morioka

森の診療所メディカルレストラン in Morioka

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開催しました。〇〇を食べれば健康になる。その解釈は実は容易ではありません。大根も食品成分表に記載されている数値では説明されない健康への寄与があるのです。

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色々な領域の方が食の情報を語りますが、総じて間違いではありませんが、身体の中に取り入れられたら、その後どうなるのか、すべての人に当てはまるのか、言及されることは少ないですね。かといって大学教授が正しいのか、といば現実ばなれしていて、およそ農業の未来に結びつくことは少ないのです。いのちは食糧生産の上に成り立ちます。

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私が大事にすることは食材の品質です。同じ大根でもここまで違う!流通担当の渡邉理沙さんと。理沙さんが手にしているのが花つくり大根、宮田が手にしているのが安家地大根。

さて今回もAVAZのシェフが野菜たっぷりのメニューを料理してくださいました。

前菜:きのこの辛味大根和え、とりささみと大根のなます風、地大根のエゴマバーニャカウダ

前菜
サラダ:地大根とりんごのサラダ

サラダ
パスタ:タラとカボチャ(飯舘っ子)白菜のクリームパスタ

パスタ


メイン:鮭のポワレと安家地大根

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デザート:アップルパイ

デザート

次回は3月5日です。

第2回目森の診療所メディカル・ランチ

11月15日に行われた森の診療所メディカル・ランチのご報告.

 

アンチエイジング食の基礎:前編

11月15日東京日本橋わなびばで第二回目の森の診療所メディカルランチを開催しました。

全体像

今回は野菜の成分である「植物化合物」について解説。ポリフェノールだの抗酸化物質だの、活字にはあふれているけれど、それらが体内でどのように動くのかまとまって知る機会は少ないでしょう。

大根

 

大根スライスそのあと岩手の大根各種、リンゴ各種食べ比べました。

りんご

これもなかなか経験できないこと。

 

さてお料理は岩手の食材が満載。

 

【前菜] 水タコとすき昆布のカラフルマリネ

たこ                 ちぢみ小松菜の厚焼きオムレツ

卵焼き

【サラダ】 彩り根菜と紅玉のサラダ アンチョビドレッシング

サラダ

【パスタ】 岩手産Cava缶とクッキングトマトのパスタ

パスタ

【メイン】 鮭

鮭

【デザート】 さつまいもプリン 次回は3月13日(日曜日)です。

ロレオール田野畑

伊藤勝康シェフのレストランが北部陸中海岸北山崎にほど近い場所でプレオープンしています。

岩手県の素晴らしい食材に価値づけをして地域の一次産業の活性化を目指す伊藤シェフの理念の表現の一つです。

店舗情報はURLから↓↓

http://laureole7.com/

眼前に海が広がる席でランチをいただきました。

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春菊とヤリイカの前菜、ゆず風味

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ソイとちりめんキャベツ・ニタキコマソース

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アワビと矢越カブ・ブルーソース

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田野畑合鴨、山くり、ジャガイモ、しいたけ、ほうれん草を香茸ソースで。

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デザートは山地酪農の濃厚なアイスに葡萄ソースを。黄桃のソルベ。地元リンゴのカラメリゼ。

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伊藤シェフと、それから12月まで腕をふるうノルマンディ出身のシェフ。異次元ですね。

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自然環境と食材。お皿の食材はほぼ100%地元産です。

 

 

大阪で岩手の食材をPR

医食農連携のすすめ~田や畑は子供たちの未来に繋がっている~

 

と題して講演させていただき、岩手県の健康食材などを紹介しました。

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流通担当と管理栄養士のメンバーも檀上であいさつ。

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シニア世代の暮らしが日本の未来を変える。すべての人に医療機関や薬だけに頼らずに自分体と向き合いながら生きていく人生、農家さんは元気で自分なりの目標ある農業と人生を。人の繋がりを背景にした食の流通と経済、年金生活ですからたくさん作ってたくさん売る、ということより、「喜ばれる」ことは生きがいになります。その田園光景と日本の食が「観光立国」の背景になり、大切な田や畑を子供たちにつなげていける手段でもあります。日本食は世界的ブーム。しかし世界中の日本食店は9割が日本人と良く顔の似たアジア人が調理している事実。日本人の感性と技術を持った若い方々が日本人のビジネススキルを持った人の牽引で世界で経済活動をしてほしいと、そのための日本の国の背景づくりは必須です。

岩手の食材で毎日キュジーヌマンスールの活動が注目されました。

 

世界情勢は複雑・混沌化、なにがあっても「生産して食べて生きていく」ことは普遍的、と〆ました。