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今ある食材をごちそうに「鹿肉ジビエ料理」「つぼっこ」「イモダンス」

令和6年7月23日(火曜日)田野畑村道の駅調理室にて開催しました。

第一部はイタリア人シェフによる鹿肉ジビエ料理。道の駅の産直にある食材を組み合わせてメニューを組み立てました。

ロレオール田野畑の伊藤シェフから状態の良い鹿肉を調達

野菜ソムリエは青森県から2名、久慈地区から1名、一関から1名参加、その他道の駅スタッフも数名加わりました。

産直の「黒昆布」「ふのり」を使用した、滋養食となりました。

第二部は北三陸の伝統食の紹介。久慈市大川目の「つぼっこ」はまめぶの原型とも言われています。団子の中にはお砂糖をクルミが履いていて、とろみの効いた汁も甘く、ゆり根も入っています。当時は貴重なご馳走だったようです。野菜ソムリエの木村晴子さんが祖母から受け継いだお料理です。食の匠に認定されますようにメンバー全員で応援しています。

そして田野畑村に伝わるイモダンス。凍みイモの粉を団子や板状にして小豆汁に浮かべます。こちらも食の匠に認定されていますが、ご本人はお亡くなりになり、本日、料理を担当してくださった畠山和子さんに継承されることを願っています。

料理教室は前日入りして、道の駅隣の思惟創館に県内外の野菜ソムリエと宿泊。自分たちでお料理しワインを飲みながら語り明かしました。

ダマスクローズ摘み取り体験

コミュニティ岩手メンバーである木村晴子さんのフォレストキッチンを訪問しダマスクローズ摘み取り体験を行いました。薔薇の香が鼻腔から頭頂部にすっきり抜けて行く感じです。

ハーブティと野菜ソムリエコミュニティいわてメンバーの焼き菓子を頂きながら、木村さんとハーブとの歴史をお聞きしました。また、商品を企画・販売する立場からのお話も参考になりました。

野菜・果物、ハーブも植物の成分の効用を期待しているわけですが、野菜ソムリエとしてもっと理論的に説明できるように勉強を重ねていく必要がありますね。

第20回コミュニティいわて総会・食の匠料理教室

総会に先立ち、シリーズ3食の匠から伝統料理を伝授、今回は二戸市にお住いの雑穀料理大家安藤先生のご指導を受けました。シンプルなレシピほど手元の技術をま近にみて体得しなければなりません。メニューは「ヒエッシュフライ」「雑穀ソースのおからあえ」「大根のまご和え」「けんちん汁」「雑穀ごはん」です。肉や魚を使用しなくてもタンパク質もとれていますし、食物繊維も抜群に多い。なにしろ美味しい。

手元の技術を真剣に観察します。もともとお料理は得意な野菜ソムリエなので、技の吸収も速やか。

なるほど、の技術がいっぱい。

岩手の雑穀はかなり優良品です。ちなみに国内流通の85%は輸入ものの雑穀です。味も品質も全く異なります。

午後から野菜ソムリエコミュニティいわて総会。

長年、執行部をつとめて下さいました千鶴子さんが卒業です。本当にご苦労様でした。岩手の野菜ソムリエ唯一の食の匠として、今後も頼りにしています。

寒じめほうれん草フェスティバル 2024 北三陸道の駅開催

寒を利用した栽培技術による「寒じめほうれん草」は、岩手県の冬野菜の代表です。久慈地区は主な産地であり、機能性表示登録の頃からの長いお付き合いです。

県内でほぼ毎年フェスティバルを開催してきましたが、産地の違いによるほうれん草の食べ比べ。この中で一番美味しい(本日)ほうれん草を選び、参賀者が投票します。茹でかたも重要です。久慈地区のメンバーが全て準備してくださいました。

会場の皆様、来賓の久慈市長、JA理事の方も真剣に食べ比べ1票を投じて下さいました。

「今日の」一位は若手農家の北山さん。頼もしいです。これからも農業をけん引してください。

全面的に協力してくださいましたJA久慈営農の皆さまに心より感謝申し上げます。これからも野菜ソムリエコミュニティいわては生産者に寄りそう活動をしていきたいと思います。

以前の記事

食育推進大会にてブース出展 | CUISINE MINCEUR (iwate-minceur.com)

食育推進大会にてブース出展

野菜ソムリエコミュニティいわての食育イベントにてブース出展しました。

高橋さんの野菜クイズは大人が真剣に挑んでいたのが新鮮でした。

ブラインドで触って野菜をあてようクイズは綺麗な野菜ソムリエ女史に助けられて終始良いムードで。正答率かなり高い!

安家地大根は認知度高い。

セルリアックに目をまんまるさせて驚いていた親子、きっと毎日の食卓も楽しいでしょうね。

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https://iwate-minceur.com/blog/archives/date/2023/09