第17回岩手県理学療法士学術大会で伊藤シェフと宮田が講演しました。
食の一次機能:栄養性、二次機能:美味しさ、三次機能:生体調節
それを満たす食は、高品質で美味しくて身体に良く、長い間食べても健康に悪影響が無い。つまり長い食経験に基づく食です。その視点をわすれてはいけません。
そもそも「健康に良い」とする根拠は、疫学調査やランダム化比較試験であり、しかも指標が数値や自覚症状です。食は複合因子であるはずですが、「難消化性デキストリン」など1つの項目に絞ったものだけが研究結果が出しやすく、説得力をもち始めます。しかしその数値が改善したからと言って、どれだけ健康になったかはあいまいなままなのです。
その成分を摂取するために添加物だらけの食に混入し商品になる・・・。この不自然さをなんとか説明しなければなりません。
伊藤シェフからお料理のデモ。自根キュウリと接木のキュウリ、味の違いを参加者代表に味わっていただきました。
岩手には美味しいくて健康増進する農作物が沢山あります。