「Activity」カテゴリーアーカイブ

活動報告

道の駅支援事業:野菜ソムリエのチカラ

野菜はありふれた食材ですが、売り場の見せ方によっては「ここで買いたい野菜」に変わります。その一つがチョークアート。野菜ソムリエ上級プロの小原薫さんによる講習会を9月6日に開催しました。光と影のとらえ方が描写のポイント、スタッフの中にキラリと光るセンスをお持ちの方もいらっしゃいました。

出来上がったボードを手に皆さん笑顔。この笑顔が売り場を生き生きとさせるのです。

オリジナル調味料で簡単野菜メニュー

11月1日は野菜摂取量アップとオリジナル調味料売り上げアップを同時に目指すための講習会を開催しました。

フォレストキッチンを主宰する久慈市の木村晴子さん。生産もお料理もする方が地域に存在すると、その地域は光り輝く場所になります。
道の駅にはホンモノ志向のオリジナル調味料がいくつかあります。さらに海藻や乾モノ食材があれば、お野菜料理の幅がグンと広がります。
あっという間にたくさんのお料理が出来上がりました。

道の駅に野菜が沢山出荷される→地域の方々が購入して野菜摂取率が上がる→地域の経済がまわり、住民が健康になる。この視点も忘れないようにしたいですね。

ひき続きSNSや店内提示の写真をきれいに撮影するための講習会も開催しました。ほとんどの人がスマホを持っている時代。写真の撮り方、構図の作り方などを学びました。食材が美味しそうに見える画像撮影は必要なスキルです。

田野畑村道の駅生産出荷組合支援事業経過報告

7月5日(火)中村敏樹先生による「多品目栽培でマルシェを魅力ある売り場に」の講義。誰もが栽培する野菜を出荷しても値段でしか比較されないし、道の駅に人は集まらない。高齢の生産者が無理なく楽しく年中野菜を生産出荷し、売り上げを千円→2千円、1万円→2万円にしましょう、という内容でした。深谷市(田野畑村との交流あり)の野菜のテーマパーク立ち上げのお話なども交え1時間講義して頂きました。参加者一同、大変勉強になったとの感想でした。

8月2日はきのこ王子こと高橋祐久先生によるキノコの講義でした。9-10月はきのこの出荷が多い時期です。松茸以外にも可食できるきのこが沢山とれる場所です。毎年キノコによる食中毒の報告があり、販売されたキノコによるものも稀にあるようです。出荷者、販売スタッフともに共通の認識で魅力ある売り場を作ってほしいと思っています。写真のきのこは高橋先生が採取したハナビラタケです。きのこが生育する自然は地域の宝です。きのこの販売だけでなく、森の魅力を楽しむアクティビティにも言及していただきました。大変勉強になりました。

久慈地区寒じめほうれん草機能性表示届け出が消費者庁に受理

岩手の食材で毎日キュイジーヌマンスールが総力をあげて取り組んでまいりました活動ですが、7月30日づけで届け出が受理されました。

岩手県生命工学研究センター、有)秀吉、JA, 市役所、地方振興局の総意をあげての活動がみのりました。

関連のブログはこちら↓

https://doctor-ls.com/2019/0731/5648

平成30年度NPO等による復興支援事業報告

平成30年度NPO等による復興支援事業報告

「世界でここだけ田野畑ワカの価値創造」というテーマで9か月間活動を行いました。

1.田野畑村で生産されるワカメの特徴(なぜ世界一なのか)を学術的に説明できるように知見を深める。講師を招聘して勉強会を開催。

 

2.養殖の過程を一般にもわかりやすく説明するために動画を作成。フロム岩手に依頼し完成しました。H31年6月開催予定の三陸国際ガストロノミー学会で上映する予定です。

3.わかめ養殖者、住民の方々が田野畑ワカメのすばらしさを再認識するための勉強会の開催。他の産地のワカメとの食べくらべなどを行い、田野畑ワカメがいかに風味が優れているかを体感しました。

田野畑中学校では全校生徒を対象に田野畑ワカメについて、専門家からの講義を開催。

 

 

4.これまで不明瞭であった田野畑ワカメの価格をあげる。このための通販サイトを設ける。

https://www.fsec.jp/products/detail.php?product_id=3831&fbclid=IwAR1WKZqKZAzfribElz_JWDaqvllHkfUwp7TND3gUCW_vuEHZthGoTTSJVM8

パッケージデザインも皆で意見を述べ合い選定する。

 

5.田野畑ワカメの魅力を伝える冊子を作成する。学術、歴史、食文化、健康情報などの内容を掲載している。

地元のワカメ伝統食を漁協女性部の方々と再現し冊子で紹介している。

330日にロレオール田野畑で動画上映会を開催。組合長から今年度のワカメ養殖の現状をお聞きした。

海水温の上昇、潮の流れ、食害などの影響が重なり、収量は大きくダウンしてしまった。これは三陸全体でも同様であり、養殖技術を経験と勘だけに頼らないものとして確立していく必要があると再認識する。昨年度、田野畑ワカメ収獲見学に参加したスローフード会員の方々も、再度この会に参加してくださった。価値の違いの分かる方々からの評価は有難い。養殖者の収量アップ、価値創造、流通の課題を丁寧に解決していく、などを共有した。

 

来年度も活動を継続したいと思っています。

いわて純情野菜ベジフル・ライフセミナー

7月21日クルーズクルーズ銀座にて開催された、いわて純情野菜ベジフル・ライフセミナーにて代表の瘀宮田がミニ講演&トーク担当しました

夏野菜の生産地である岩手県「純情野菜」をPRするイベントです(30周年)。健康志向が高まるなかでの依頼でしたので、タイトルは「食と健康は同源」とし、受けるべき医療はきちんと受け、医療では手薄になる「未病」を食からケアすることの大切さを強調しました。

 

機能性食品の市場は伸びる一方。ひとつの成分に拘りすぎず、様々な植物の成分を毎日コツコツ摂取することの大切さを訴えました。認知症予防、がん予防、アンチエイジングのためには、野菜だけでなく良質のたんぱく質、脂質バランス、未精製穀類、ハーブなども大事です。以前作成したパンフレットを配布しました。

 

機能性表示登録にむけて作成した寒じめほうれん草のパンフレットも配布。

 

コースメニューは岩手県の食材の魅力を十分に引き出したお料理の数々。クルーズクルーズの経営陣の方から食からの未病対策についての取り組みを今後も継続していきたいとお言葉を頂きました。