3月27日岩手県軽米町で地元健康食材のイベントを開催しました。雑穀、えごま油の産地であり、優品を生産しています。町長、住民のかた70名くらい参加してくださいました。
まず雑穀、えごま、そして古くからつたわる「ところ」について、医学的な解説を加えました。
会場のご婦人が「昔からところにはすてるところが無い」と言われていたそうです。
ひき続きマスター料理人伊藤勝康シェフによる雑穀料理のデモンストレーション。
雑穀入りハンバーグ根菜ソース
雑穀プディング
美味しそうな香りが会場にあぶれ皆さん笑顔でした。
作成したパンフレットも会場でお配りできました。翌日、地元紙に掲載。
このイベントをもちまして2年間の農水省医食福農連携事業は完了です。
メンバーの方々、訪問先の方々、本当にお世話になりました。
活動の件は某大学の教授のヒアリングもあり、社会に何らかの形で反映されていくものと思います。
代表としての雑感をひとこと。
食の飽和は不幸な事実です。沢山つくって沢山売る、安い材料を海外からかき集め、ともかく規格にあった、利益を確保した食の数々、そして余剰分は廃棄。廃棄のロスを勘案した価格設定。その結果、国民の健康が害されているのであれば食害です。食害の元凶は利益重視の企業。しかし医療関係者は感知せず、おのれの保険診療の道をまい進しています。
しかしどうでしょう。国家資格を駆使して仕事を得ているのであれば、国民のために医療機関の枠をこえて仕事をしていくことは責務ではないでしょうか?
保健診療以外の医療、保険外診療について、自由診療、あるいは代替医療の指揮監督者としてこれまでのスキルを応用していけるものと思います。
2年間ありがとうございました。