いわて農林水産物機能性活用研究会:機能性活用セミナー「野菜の機能とその活用」を開催いたしました

昨年6月に創立された「岩手農林水産物機能性活用研究会」の2回目の会合と、セミナーをCUISINE MINCEURも共催として1月19日に開催されました。参加者は50名ほど。

研究会のこれまでの活動と今後の活動を共有いたしました。

その後、機能性活用セミナー「野菜の機能とその活用」ということで、はじめに岩手県農林水産企画室の照井企画課長より「健康機能に着目した今後の岩手県農林水産業の方向性」のお話をしていただきました。

岩手を含め、北東北は平均寿命も健康寿命も全国に比べると低い状態。そこをなんとかしなくてはいけないということと、「幸せ」と感じられるための政策を今後行っていく方向性を共有いただきました。

また、CUISINE MINCEUR代表の宮田は「美味しさと健康 寒じめほうれん草の魅力」ということで、寒じめほうれん草を中心に、食を通じた健康について医学的観点からもお話をしました。

最後に、太子食品工業株式会社の齋藤様より、「機能性表示食品で大豆もやしの価値を伝える」という題目で、機能性表示食品の登録に至るまでのお話や、大豆食品の可能性についてお話をいただきました。

どれもこれも、興味深いお話で、時間が足りなかったようにも思います。

その後、情報交換会と試食会ということで、寒じめほうれん草の食べ比べや、太子食品さんの商品を食べながら交流いたしました。

岩手ではまだまだ機能性表示食品の認知度は低いかもしれませんが、今回集まっていただいた方々から少しずつ広まっていけばと思います。

生鮮食品3番目の登録を目指している寒じめほうれん草を筆頭に、素晴らしい食材が体にもいいということを多くの人に伝えられるように引き続き取り組んでまいります。

文責:事務局渡邉

寒じめほうれん草のレストランイベントを開催しました。

寒じめほうれん草のレストランイベントを開催しました。

 

開催に先立ちほうれん草農家さんを訪問。

 

良い感じで締まったほうれん草がハウスの中でスクスク。今年は秋の天候不良による生育不良、せっかくの寒さが役に立ち切れていない感じです。

 

 

参加者の皆さんに寒じめほうれん草、赤軸ほうれん草、普通のほうれん草の食べ比べをして頂きました。

 

私の方から、寒じめほうれん草のレクチャーを。品種では無く栽培技術、これは岩手の農業技術の宝物です。健康食材としての価値を説明。ほうれん草のルテインは眼の健康維持に役立つ。現在、機能性表示の取得に向けて準備中です。

 

寒じめほうれん草メニューは盛りだくさんの内容。

参加者に寒じめほうれん草の魅力を伝える事ができました。

 

 

 

 

「食」からはじまる笑顔とからだ研修会&料理教室を開催しました

本年度は、農水省の補助事業「健康な食生活を支える地域産業づくり」の活動をしておりますが、寒じめほうれん草の栽培が盛んな久慈市に置いて、寒じめほうれん草を中心とする食の研修会&料理教室を開催いたしました。

まずは代表の宮田から「目から始まる*アンチエイジング」と題して、今回は特にも寒じめほうれん草の産地ということもあり、寒じめほうれん草と目の関係から、アンチエイジングに至るまでお話をいたしました。

会場は多くの人が集まり、熱心に聞いておられました。

また、久慈市民を対象に行った食事調査の結果を紹介しながら、管理栄養士の臼井よりどういったものが不足しているのか、摂りすぎているのか、どういった食材を食べたらよいのかお話をいたしました。

そののち、場所を料理実習室に変えて、ロレオール田野畑の伊藤シェフより野菜をふんだんにとれるスープの作り方を教えていただきました。

今回は用意した食材ですが、伊藤シェフとしては
「冷蔵庫の余りものを使って」
と、食材を無駄にしない料理方法を教えていただき目から鱗状態でした^^

皆さん、熱心に聞き入り、早速家で活用します!との声も。

今回は食生活改善推進員や栄養士など食に関わる人たちにお話をしたので、その後皆さんから伝わっていけばいいなと思います。

文責:事務局 渡邉

岩手の機能性食品青果物の価値を知る:開催しました

「岩手の機能性食品青果物の価値を知る~農家さんが作っている機能性食品~」開催いたしました。

代表宮田から「もう一度食について考える」

岩手県生命工学研究センター部長、矢野先生から「機能性食とは」

薬剤師・杉田さんから「薬剤師は食をどのように語っているのか」

野菜ソムリエ協会理事長・福井栄治氏より「儲かる農業」

久慈市の寒じめほうれん草農家さんを交えてシンポジウム


消費者庁の機能性表示食品は健康食品関連企業のひとり勝ちの状態。一つの成分が一定の基準を超えているなら健康増進に寄与するという考えが基本の制度は100%納得できないけれど、寒じめほうれん草の丸ごとの健康価値を表現できるひとつの戦略なら、農学基礎研究、農家さんの努力と技術、すべて結集して届け出まで牽引していくことがミッションです。

ただし!価格に反映されなければ届け出の意味は無し、その点を野菜ソムリエ協会理事長の「儲かる農業」が表現してくださいました。

会の運営などは事務局の渡邉さんが全て実施。

司会進行は野菜ソムリエ上級プロの小原薫さんでした。

岩手の機能性食品;青果物の価値を知る 講演会開催します。

基調講演は日本野菜ソムリエ協会理事長:福井栄治氏による「儲かる農業」

講演1:もう一度「食」について考える 医師・野菜ソムリエ上級プロ 宮田恵

講演2:機能性食品とは 岩手生物工学研究センター 矢野明

講演3:薬剤師からみた食からの治療アプローチ 薬剤師 杉田深雪

シンポジウム 岩手県発祥「寒じめ栽培ほうれん草」の機能性表示にむけて

申し込み先;FAX  019-681-1800,  mail  info@iwate-minceur.com