寒じめほうれん草試食会&今期No.1決定会

寒じめ栽培を施した寒じめほうれん草は美味しく、栄養性・機能性も優れている、という事実はすでに東北農研機構での研究や調査で明らかになっていました。

 

しかし、品種改良でカタチだけ縮んだほうれん草が関東圏エリアで量産されており、寒じめほうれん草は価格競争でとても不利です。

 

寒じめ栽培により栄養価・機能性が向上するので、それだけで価値があります。積雪地帯での栽培は管理するほうもかなりの労力が必要で、価格に反映されないため栽培農家さんも少なくなってきました。

 

良い野菜を栽培して欲しい。価値を創造するためのイベントです。

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6種類の寒じめ栽培ほうれん草、県外の縮みほうれん草2種、これらをブラインドで食べ比べて一番美味しいを投票していただきました。

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参加者はシェフや野菜ソムリエさん、農家さん、流通の方、それぞれ違いのわかる人たちです。一般の参加者でも昨年の寒じめほうれん草勉強会に参加してくださった方も多く、審査員としては申し分ありません。

 

結果は岩手県八幡平市の農家さんがNo.1でした。数日後圃場を訪ねました。

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ハウス周囲の除雪が何より大変。この寒さがあってこその栽培技術なのです。

 

毎日ほうれん草を食べるとして、価格は同じでも栄養価・機能性が半分だったら・・・健康への影響も違った結果となるでしょう。

 

寒じめ栽培ほうれん草は岩手県の自慢できる健康食材の一つです。

狩野シェフがケトジェニックダイエット・アドバイザーに認定

メトロポリタンニューウイング2Fモンフレーブのシェフ狩野氏がケトジェニックダイエット・アドバイザーに認定されました。

ケトジェニック認定証

モンフレーブでは550Kcal 前後のヘルシーフレンチコースを提供していただいています。

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ただしカロリー制限だけで痩身や食事療法がうまくいかない方もいらっしゃいます。

ケトジェニクダイエットは糖質を制限しケトン体代謝を利用した、話題のダイエット法です。身体が本来持つ機能をめざめさせる、つまり、本来人間は現代ほど糖質を摂取していなかった、そのための健康障害を根本から治そうというものです。

食材の選択や料理法が重要となりますが、フレンチの技法ですと上手にコース料理として組み立てられます。今後、コースメニューなどでも考えていきたいと思います。

 

 

干し椎茸と干物の炊き込みごはん 他1品

自然食を好まれる方々への骨の健康ポイント

干もの食品を使いこなし、時には動物性食品を上手に取り入れてビタミンB6,12を補います。必要に応じてサプリメントを利用しても良いでしょう。

(エネルギー:430kcal たんぱく質:19.0g 脂質:5.6g 炭水化物:76.2g Ca:118㎎ Fe:3.3㎎ ビタミンC:31㎎ 食物繊維:7.1g 塩分:1.3g ビタミンD:1.1μg ビタミンK:87μg 葉酸:169μg ビタミンB6 0.43㎎、ビタミンB12 1.0μg)

干し椎茸と干物の炊き込みごはん

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【材料:5名分】

  • 5分搗き米 2合
  • 干し椎茸 3枚(乾燥状態で15グラム)
  • 雑穀ブレンド 大さじ3
  • 生姜 皮を剥いて7グラム
  • 干しカレイ 1枚(170グラム)
  • 塩 小さじ1/4
  • 醤油 小さじ1/2
  • 酒 小さじ2
  1. お米は洗ってザルにあげておく。
    干し椎茸は水に浸けて戻し、傘の部分は5ミリぐらいの角切りにして、石づちは捨て、軸は縦に細かく切る。(戻し汁は捨てずに取っておく)
    生姜は千切りにする。
    干しカレイはサッと洗って酒大さじ2(分量外)をまぶし、10分ほど置く。
  2. 炊飯器に、洗った米、雑穀、干し椎茸、生姜を入れ、干し椎茸の戻し汁を加える。
    白米2合の目盛りにあわせて水を追加する。
  3. ②に、塩、醤油、酒を加え、ザッと混ぜ合わせる。
  4. 酒をまぶしておいたカレイに3~4か所切り目を入れ、③の上に置く。
  5. 炊飯器の普通モードで炊く。
  6. 炊き上がったら、カレイの骨を除き、身をほぐしてご飯と混ぜる。
  7. お茶碗によそい、千切り生姜を飾る。

桜えびのモチモチ焼き

【材料:2名分】

  • 桜えび(乾燥)  5グラム
  • 大根 150グラム
  • 白ネギ 20グラム
  • あわ粉 30グラム
  • 塩 ひとつまみ
  • なたね油 小さじ1
  • 好みでポン酢、辛子醤油など
  1. 大根をすりおろし、ザルに入れて軽く水気を切る。
    白ネギはみじん切りにする。
  2. ボウルに、①の大根おろしと白ネギ、桜えび、あわ粉、塩ひとつまみを入れ、よく混ぜる。
  3. フライパンを火にかけ、なたね油を引き、②を4等分してスプーンですくってフライパンに落とす。
  4. 形を整え、両面がきつね色になるまで、返しながら弱火でじっくり焼く。
  5. 好みでポン酢、辛子醤油などを添えていただく。

野菜のシチュー風豆乳グラタン 他2品

骨粗鬆症治療中の方に、さらに骨質のメンテナンスを考慮したメニューです。全身のアンチエイジングにも役立ちます。野菜のシチュー風豆乳グラタン 他2品

(エネルギー:594kcalたんぱく質:23.9g脂質:16.3g炭水化物:90.2gCa:148㎎Fe:6.0㎎ビタミンC:124㎎食物繊維:12.6g塩分:2.0g VK:314μg 葉酸:266μg)

野菜のシチュー風豆乳グラタン

【材料:2名分】

  • レンコン2/3節(150g)
  • カボチャ100g
  • ブロッコリー100g
  • ソース(豆乳320cc・白みそ 大さじ3・小麦粉 大さ1と1/4)

 

  1. ソースをボウルに合わせてよく混ぜておく。
  2. レンコン、カボチャ、ブロッコーリーはひと口大に切り、柔らかくなるまで蒸す。
  3. グラタン皿に②を並べて①をそそぎ、250℃のオーブンで15分焼く。

 

クレソンとリンゴのサラダ

【材料:2名分】

  • クレソン30g
  • リンゴ1/2個(うち3/4はドレッシング用にすりおろす)
  • ドレッシング(オリーブオイル大さじ1、酢大さじ1、塩少々、すりおろしリンゴ)
  • クルミ きざんだもの小さじ1

 

  1. リンゴは食べやすい大きさに切って塩水(分量外)にさらします。クレソンは洗いよく水を切って、食べやすいサイズにちぎります。
  2. ドレッシングの材料を混ぜ合わせます。
  3. 器にもりつけて②をかけクルミを散らします。

 

黒豆納豆ごはん

【材料:1名分】

  • 玄米ご飯100g
  • 黒豆納豆30g
  • きなこ小さじ1

(グラタンの味が濃いのでこちらの納豆には調味料を追加しません)。

 

 

大地のトワロ 山葡萄ソースを添えて

咀嚼力に応じて材料を柔らかく調理すれば、ご高齢の方にもよろこばれるお料理に仕上がります。

大地のトワロ 山葡萄ソースを添えて(エネルギー:228kcal たんぱく質:11.4g 脂質:7.9 g炭水化物:27.7g 食物繊維:2.9g 塩分:0.8g)

大地のトワロ 山葡萄ソースを添えて

【材料:2名分】

  • 短角牛赤身肉(今回はスネ肉)90g
  • 大麦(柔らかく茹でたもの)60g
  • 里芋2個(皮をむいて53g)
  • マッシュルーム18g
  • 菊花小2個(3g)
  • イタリアンパセリ適量
  • レンコン25g
  • サツマイモ25g
  • ミニカボチャ 2種類4スライス分で40g
  • 山葡萄ジュース80cc
  • コーンスターチ小さじ大盛り1
  • オリーブオイル(短角牛、マッシュルーム、カボチャのソテーあわせて6㏄くらい)
  • 塩 (短角牛、マッシュルーム、カボチャをローストする際 あわせて0.8gくらい)

 

  1. レンコン、サツマイモはさいの目に切ってそれぞれ柔らかくなるまで茹でる。
  2. 里芋は柔らかくなるまで茹でて皮をむく。
  3. 短角牛は荒くたたいて小さく切り、塩少々ふり、コーンスターチをまぶす。オリーブオイルをひいて表面がカリッとなる程度に焼く。
  4. 山葡萄ジュースを鍋に入れて加熱し、量が1/5ぐらいになるまで煮詰める。最後に醤油を2~3滴(分量外)たらす。
  5. マッシュルームとカボチャはオリーブオイルをひいて焼き、塩少々をふる。
  6. 大麦、根菜、マッシュルーム、短角牛の順に重ねてもりつけ、カボチャとイタリアンパセリを散らす。山葡萄ソースをあしらい、菊花を散らす。